突 然 の 冷 た い 雨 の 中





ざぁざぁ ざぁ ざぁ ・・・












針のように肌を刺す雫が 痛いのは

怪我のせいじゃ なくて












ざぁ ざぁ ・・・












脳裏をよぎるのは 彼の笑顔 彼との思い出












これから しようとすることへの




ひどい 罪悪感 ―――――












ざぁざぁ ざぁ ざぁ ざぁ ・・・












おれを 恨んでくれて いい












恨んでいい か ら




























これが 宿命 だなんて言うのなら

おれは 運命を 呪う ・・・・・・












2010.12.15


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